日本ハムCS進出の可能性消滅…立野、ラオウ杉本に痛恨被弾

[ 2021年10月15日 21:06 ]

パ・リーグ   日本ハム0―3オリックス ( 2021年10月15日    札幌D )

ベンチで渋い顔の栗山監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは15日、本拠地でオリックスと対戦。先発の立野が杉本に32号3ランを浴び、打線はわずか3安打で無得点。0―3で連敗し、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。

 先発・立野にとって痛恨の1球だった。4回先頭の宗、続く紅林を連続四球で歩かせた後の杉本への初球。135キロのスプリットを完璧に捉えられ、味方外野陣が一歩も動けないほどの特大の3ランを浴びマウンドにぼう然と立ち尽くした。この3点が最後まで響き4安打のオリックスに3安打で零敗。今季の4位以下が確定した。

 5年連続V逸で、今季限りで勇退する栗山監督は「まだ(CS進出の)可能性がゼロじゃない。そこに向かって全力で行くだけ」と話していたが、2018年以来のCSには届かなかった。12年の監督就任時から「一年一年が勝負」として単年契約を続けて10年。球団では「親分」こと大沢啓二氏の2期通算11年に次ぐ長期政権での「集大成の一年」も残り11試合。最後までファンのため一戦一戦戦い抜いていく。

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