巨人・直江 後半戦ローテ当確 4回3失点も原監督「いいところも出た」

[ 2021年8月10日 05:30 ]

エキシビションマッチ   巨人3―3日本ハム ( 2021年8月9日    函館 )

4回3失点の巨人・直江(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 巨人・直江が後半戦のローテーション入りを当確させた。エキシビションマッチ最終戦の日本ハム戦に先発。初回に4連打で3失点したが、直球を軸に立て直し4回6安打3失点にまとめた。

 原監督は「反省もあるでしょうけど、いいところも出た」と徐々に雨脚が強まる悪条件の中での、修正能力を評価。直江は「後半戦をローテで回るには先制点を与えないことが一番信頼されるポイント」と課題を挙げた。

 同マッチは3敗4引き分けに終わったが、21歳右腕が先発の一角として計算が立ったのは収穫。7月25日の侍ジャパン強化試合でも5回1失点と好投した右腕は、18日のヤクルト戦(松山)先発が濃厚。「向かっていく姿勢が武器になる」と見据えた。 (神田 佑)

 《1カ所打撃登板 中川「いい感覚」》左肋骨骨折で離脱した巨人・中川が、故障後初めて1カ所打撃に登板した。ジャイアンツ球場の室内練習場で打者2人に対し、計20球。安打性の当たりは許さず、空振りを奪う場面もあった。「思ったよりいい感覚で投げられた。もっと状態を上げて1軍の戦力になれるように頑張ります」とコメント。またイースタン・リーグ、ヤクルト戦では吉川が3回に、右中間二塁打。左手中指骨折から実戦復帰後初安打で、状態次第ではリーグ戦再開直前にも1軍昇格する。

 

続きを表示

2021年8月10日のニュース