エキシビ5戦5発の佐藤輝に、やっぱり出た「一言」 31日の阪神・矢野監督語録

[ 2021年7月31日 21:57 ]

エキシビションマッチ   阪神6ー3西武 ( 2021年7月31日    甲子園 )

<エキシビションマッチ 神・西(2)> 西武に連勝してファンに手を振る阪神・矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 <阪神・矢野監督語録>

 ▼先発の及川は5回2安打1失点の好投。

 「良かったんじゃないかなと思っている。1軍で経験できたというのが落ち着いて、投げているように見える。カウントがちょっと悪くなったところでも、そんなに慌てているようには感じられなかった。球種もカーブとかツーシーム系のボールとかも使えていた。全体として、落ち着いてしっかりと投げられていたのではないかと思う」

 ▼カウントが不利な状況で被弾。

 「全部、良いよりも反省というかね。次に課題というのがあったほうがいいと思う。あのホームランは別に、相手はプロで何年も、400本以上を打っているバッター。あそこなら打たれるんだなとか、もうちょっとカウントを作るところでとか、反省の材料になる。それは、いいんじゃないかなと思う」

 ▼次回も先発として見たい。

 「左が頑張ってくれないとさ。中継ぎの。そこの兼ね合いがある。今日も打席に立たせて、そういうリズムで、投げたり、バントしたりもあったから、ひと通りできたというのはね。(降板)後もブルペンでちょっと投げて、球数も投げてということもできているから。その準備はこれからもしてほしい。年齢的にも、やっぱり先発で使っていきたいなという思いはあるけど、どうしてもチーム全体のバランスを考えていかないとね。中継ぎとの兼ね合いがある。岩田(稔)とかサダ(岩貞)とかさ、そこら辺が頑張ってくれるか、もちろん左だけじゃなくても、右の中継ぎの誰かが頑張ってくれるっていうところがあった時に先発というのはいけると思う。あとは他の先発ピッチャーの状態もある。いろんな絡みがある」

 ▼佐藤輝は5戦5発。

 「あんまり打ったら打たんでいいなと思うしな。シーズンで打ってくれよってね。でも一発で仕留められているというのは、昨日も言ったんだけど、そういうところはある。見逃し方も打っている時はそういうふうに見えるのかもしれないけどね。1打席目の四球なんかも落ち着いてしっかり見た四球。自分で引き込んで打つというところでは振るばっかりが怖いんじゃなくて、見逃して自分のストライクゾーンに投げさせるということも必要。これもずっと同じことを言ってんだけど、振る怖さと、振らない怖さという両方がいいバッターにはある。今は振る怖さはあっても、振らない怖さというのがテルには課題の部分。そういうところが出来たところと、一発で仕留めた。1打席目の四球と、(2打席目)一発で仕留めたっていうところがいいんじゃないかな」

 ▼佐藤輝は1打席目に内角高めを見送って四球。

 「そういう打席が増えていってね。きょうは相手投手も状態がそこまで良くなかったと思う。インハイにバンバン続けて投げていく制球とキレがある投手の時にどうなれるのかが必要。きょうの調子だったら、あそこ(インハイ)に投げていけないから、あっちにいかなきゃ仕方がない状態だからね。そこは相手投手が状態が良かったりしてきたら変わると思う」

 ▼西勇が2軍戦で調整登板。

 「問題ないと思っていた。無理させなかったということと、いけるというところでは、今日投げて確認はできている。心配はない」

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2021年7月31日のニュース