センバツ 東播磨は雨で順延を歓迎 福村監督「甲子園の雰囲気を感じることができた」

[ 2021年3月21日 15:09 ]

<センバツ3日目>センバツは雨天のため中止となった(撮影・奥 調)
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 第93回選抜高校野球大会第3日目は雨天順延となり、第3試合に登場予定だった東播磨の福村順一監督(48)と原正宗主将(3年)がオンラインで取材に対応した。

 雨を味方にしたいというのが東播磨の狙いだ。感染対策により大会前の甲子園練習も、開会式の入場行進もなかったが、順延により甲子園室内での調整が可能になった。福村監督は「きのうから雨が降ればいいと思っていた。雨のおかげで、室内ではあるけど、甲子園の雰囲気を感じることができた」とメリットを強調。原主将も「憧れの場所に来たのでワクワクしてきた。明日は自分たちの野球を全力で表現したい」と気合を入れた。

 練習では明豊の左腕・太田虎次朗対策に向け、短い距離でテニスボールを打ちこみ、速球対策を行った。昨秋の近畿大会初戦で市和歌山・小園健太投手を攻略できなかった反省から取り組んでいるもので、原主将は「キレも戻って、対応はできる。3回までに自分たちのペースに持ち込みたい」と手応えを強調。福村監督も初戦をサヨナラ勝利で突破した兵庫勢の神戸国際大付を引き合いに出し「さすがの勝ち方だった。続いていきたい」と言い切った。

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2021年3月21日のニュース