中日・根尾に訪れたビッグチャンス 21日先発を与田監督明言 OP戦ラストで「開幕レフト」決める

[ 2021年3月21日 05:30 ]

オープン戦   中日0-11日本ハム ( 2021年3月20日    バンテリンD )

<中・日>試合前、立浪氏(右)から打撃指導を受ける中日・根尾(撮影・椎名 航)
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 中日・福留が今春オープン戦2度目の出場で、初めて左翼守備に就いた。鋭い二直と左飛があっても、数字の上では3打数無安打。合流後の2試合を計6打席凡退で終え、「つかまえられる球を捉えられたことは良かった。それがヒットになったりすることもあるだろうが、今は自分のスイングをしっかりやっていくことだけ」と前を向いた。

 正左翼手候補の新外国人ガーバーが来日できず、オープン戦終盤を迎えても左翼だけは日替わり起用。21日の最終戦について与田監督は「根尾を使おうと考えている」と示唆した。根尾は9回に代打で出て三ゴロだった一方、先発左翼だった前日19日は二塁打を含む2安打を放つなど調子は上向きだ。

 指揮官は開幕左翼に関して「根尾、福留、滝野の3人で競争する形になる」と方針を示していて根尾が一歩リードしているのは間違いない。高卒3年目の春。目標としてきた開幕スタメンを確実にするには最終戦で打つだけだ。(徳原 麗奈)

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2021年3月21日のニュース