中日・福留 開幕1軍決定的 教育リーグ阪神戦で2安打2打点 18日から1軍練習に合流

[ 2021年3月18日 05:30 ]

教育リーグの阪神戦で3回1死一、三塁、福留は右中間に2点適時二塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 中日・福留孝介外野手(43)の開幕1軍が決定的となった。オープン戦・巨人戦後、与田監督は2軍調整中だった福留について「ある程度、仕上がったという報告は来ていた。明日の練習から」と、18日の練習から1軍に合流させることを明言。ドラフト6位ルーキー・三好(JFE西日本)との入れ替えを決めた。

 福留はこの日のウエスタン・リーグ春季教育リーグ、阪神戦(ナゴヤ球場)に「3番・右翼」で先発し、先発・チェンから2安打2打点をマーク。同リーグの打率も15打数4安打の・267まで上昇させ「呼ばれた時に一番、いいパフォーマンスができるように。今のところ、それができているし、変わらずに準備をしっかりしていく」と手応えを口にしていた。14年ぶりの古巣復帰で迎える23年目のシーズン。根尾、滝野らとの左翼の定位置争いも「ゲーム勘や投手との間合いだったり、全てにおいて順調」と自信を持って臨む。

 19日からの日本ハム3連戦(バンテリンドーム)での起用について指揮官はスタメン、代打、両方の可能性を示し「このドームで久しぶりに外野を守るので、どういう守備ができるか当然、見ないといけない」と守備力を見極める方針。確実に開幕に照準を合わせてきた大ベテランが戦力に厚みを持たせる。(桜井 克也)

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2021年3月18日のニュース