広島・床田＆中村祐ともに4回0封　佐々岡監督も合格点で先発6人の陣容固まる

オープン戦   広島11-0ヤクルト （ 2021年3月17日    神宮 ）

＜ヤ・広＞先発で4回無失点に抑えた広島の床田（撮影・村上　大輔）
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　広島・床田と中村祐が17日、ヤクルトとのオープン戦でともに4回を零封。佐々岡監督は「油断せずにしっかり調整してもらう」としながらも、開幕ローテーション入りを懸けた追試に合格点を与え、先発6人の陣容がほぼ固まった。

　オープン戦初先発の床田は、村上の内野安打1本に抑える快投。カーブを使って的を絞らせなかった。それでも3回2死からの連続四球に「フォームが原因。バランスが悪くなった時、すぐに修正できるようにしないと」と反省が口を突いた。

　5回から登板した中村祐も負けじと、無四球で散発2安打の好投。4回3失点に終わった阪神戦で課題に挙げた直球を修正、「主力から三振を取れたのは自信になる」と言う通り、6回には村上を外角低め141キロで空振り三振に斬った。

　指揮官は試合後に野村、坂倉、上本と林、正随、中村奨の入れ替えを公表。21日の最終ソフトバンク戦に登板予定の野村を含め、先発6人は固まった。床田、中村祐は2軍での調整登板を経て、開幕2カード目の阪神戦に向かう見込みだ。