楽天・田中将 2680日ぶり日本の観客の前で登板 4回3安打2失点も6K

[ 2021年3月6日 16:43 ]

オープン戦   中日-楽天 ( 2021年3月6日    バンテリンD )

<中日・楽天OP戦>2番手でマウンドに上がり、力投する田中将(撮影・椎名 航)
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 8年ぶりに日本球界に復帰した楽天・田中将大投手(32)が今季3度目の実戦となる中日戦に2番手で登板。日本のファンの前で投げるのは13年11月3日の巨人との日本シリーズ第7戦以来2680日ぶりで、4回3安打2失点だった。

 先発・涌井に代わって1点リードの4回から登板すると先頭・高橋周を148キロ直球で空振り三振に。続く平田もスプリットで空振り三振、滝野は148キロ直球で左飛に退けた。5回は先頭・桂をスライダーで空振り三振、根尾をスプリットで二ゴロに、大島は146キロ直球で左飛に斬った。

 6回は先頭・京田を142キロ直球で見逃し三振に、阿部をスライダーで投ゴロに仕留めたが、続くビシエドには146キロ速球を左中間二塁打とされると、高橋周にはスプリットを中前へ運ばれ同点とされた。なおも2死一塁、平田の打席で代走の三好が盗塁し、一度はアウトと判定されたが中日側のリクエストによりセーフに。平田には146キロ直球を右翼線二塁打とされ勝ち越しを許したが、滝野をスライダーで右飛に打ち取った。

 7回は先頭・三ツ俣に四球と盗塁を許したが、根尾はスライダーで空振り三振、武田もスライダーで空振り三振に。京田もスライダーで二ゴロで退け、70球で降板。計6三振を奪い、MAXは149キロだった。

 田中将は開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦(楽天生命)に先発することが決まっている。

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