「糸井はレギュラーじゃないから」 阪神・矢野監督が“愛”の言葉で復活に期待

[ 2021年2月16日 05:30 ]

阪神・糸井
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 矢野監督が愛情ある言葉で糸井を鼓舞した。「レギュラーじゃないんだから、もう現状は」。通算1696安打、通算打率・300の実績があっても、ドラフト1位・佐藤輝の加入などでレギュラー確約の立場ではないことを強調。厳しい現実を突きつけた上で復活には期待を寄せた。

 「実績ある選手でも、サンズ、マルテという外国人選手でも、調整というよりは、これから結果も求められていく。現状、もう一回、奪い取るというか。嘉男も、その気持ちでやっている」

 昨季は右膝痛に苦しみ、17年の加入後最少の86試合出場。今春は順調に過ごし、14日はシート打撃に参加して初の実戦形式へ調整を進めた。キャンプ後半を迎えて矢野監督も「(実戦に)出たいんじゃなくて、出ないとでしょ」と昨春に続く沖縄滞在中の実戦出場へ背中を押した。7月で40歳を迎えるチーム最年長も結果が求められる。

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2021年2月16日のニュース