完全復活へ「煩悩まみれ」の108球 阪神・藤浪はキャンプイン初日からブルペンで熱投

[ 2021年2月2日 05:30 ]

阪神・藤浪      

 阪神・藤浪は、初日からブルペン入りし108球を投げ込み、好感触を口にした。

 「悪くなかったですし、良いブルペンだったかなと」。取り組んでいるワインドアップを中心にクイックも交えて腕を振った。「バランス重視。しっかり全身うまく使ってやったのでハードに投げた印象はない」。全力投球でない中で1球、1球、入念にフォームを確認。最後は105球目から3球を追加し「煩悩まみれや」と苦笑いを浮かべた。

 「多少納得いかない部分があった」。午後からは再びブルペンのマウンドに上がって50球を“おかわり”。「状態良いのはもちろん。肩肘問題ないので。やりたいこともある。良かった部分悪かった部分あるので明日以降、やっていきたい」とうなずいた。

 球場を後にしたのは、日も暮れて19時が迫った頃だった。「初日はね…。“キャンプあるある”で、ユニホーム着ると疲れるんで、気が張りますし。疲れたなと…。気持ち的に」。程よい緊張と充実の汗で、逆襲のシーズンをスタートさせた。(遠藤 礼)

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2021年2月2日のニュース