阪神ドラ1佐藤輝 初の特打で34発の“乱れ打ち” 掛布氏も絶賛「甲子園の浜風とも友達になれる」

[ 2021年2月2日 16:48 ]

フリー打撃で豪快な打球を放つ佐藤輝(撮影・大森 寛明)
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 阪神のドラフト1位・佐藤輝(近大)が2日、沖縄・宜野座キャンプで初めての居残り特打を敢行した。打撃投手とマシンを相手に191スイングで34本の柵越えを記録した。午前中のシートノックでは内野は守らず、高山とともに右翼を守り、バックホームでは強肩を披露。アンダーシャツの左袖をカットし、太い腕をむき出しにして、動きに気合を入れた。

 キャンプ初日のフリー打撃では89スイングで柵越えは9発だったが、この日は120スイングで25発。ラストはバックスクリーンを超える145メートル級のロングドライブ。スカイAのキャンプ中継で解説した阪神レジェンド・テラー掛布雅之氏は「初日よりバランスが良くなった。逆方向にも打球が伸びる。僕のイメージより10メートルくらい距離が出ている。逆方向に打てるから甲子園の浜風とも友達になれる」と打撃を大絶賛していた。

 初日を終えた後は「(身も心も)全部疲れました。これがキャンプだと思うのでしっかりついていけるように。やっていけないと生き残れない世界だと思う」とコメントしていた佐藤輝だが、フリーと特打合計59発の柵越えで、大物ルーキーぶりを改めて見せつけた。

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2021年2月2日のニュース