阪神・大山が主将の自覚 「キャプテンとしての引き出しも増やしていきたい」

[ 2021年1月31日 18:46 ]

<阪神キャンプ>全体ミーティングでメモをとる大山(球団提供)
Photo By 提供写真

 春季キャンプスタートを翌日に控えた31日、阪神は沖縄県読谷村のチーム宿舎で全体ミーティングを行い、キャプテンの大山悠輔内野手(26)がミーティング終了後にオンライン取材に対応した。

 「全員が集まってのミーティングをして本当に始まるなと。気持ちはつくってますけどより一層強くなりましたし、一カ月あっという間に終わってしまうと思うので時間を無駄にしないようにやりたいと思います」

 全体ミーティングでの矢野監督からの言葉を振り返り「本当に熱い言葉というか、今シーズンに向けてどういう方向に向いていこうという話があったので。優勝を目標としているので、全員が同じ方向に向いていかないといけない。全員が同じ方向に向かうようにまずは自分がしっかり引っ張っていきたいなと思います」と新主将としての意気込みを強くした。

 福留や藤川、能見らが退団し、若返りが進むチームの中で主将を任された。「今までとは違う心境はありますけど、まずはできることをしっかりやろうと思ってますし。キャンプ、シーズンとやっていく中でいろんなやり方や方向は見つかると思う。野球の技術の引き出しもそうですけど、キャプテンとしての引き出しも増やしていきたいなと思います」。背番号3は無観客スタートで沖縄へ応援に行けない虎党に向けて「去年は無観客から始まって途中からお客さんが入りましたけど、その時にファンの存在の大きさは改めて感じた。今年はまだ無観客ですけど、ポスターであったりSNSを通じての言葉は力になっていたので。僕たちは結果で恩返しできるように頑張りますので応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。

続きを表示

2021年1月31日のニュース