日本ハム・野村 新成人、世代の代表になる!「活躍している姿をしっかり見せたい」

[ 2021年1月14日 05:30 ]

キャッチボールをする野村(球団提供)
Photo By 提供写真

 日本ハムの野村佑希内野手(20)が13日、自主トレ先の沖縄県の離島からオンライン取材に応じた。新成人の誓いとして、世代を代表する選手に名乗りを上げた。樋口龍之介内野手(26)、メジャー通算19本塁打の新助っ人、R・ロドリゲス(前ブルワーズ)を交えた正三塁手争いが熱くなる。

 元々は鎌ケ谷で1人で行うはずだった自主トレ。野村は杉谷の導きで沖縄に来て、充実の日々を過ごす。

 「守備の時間を多く割いている」。開幕スタメンで1軍デビューした昨季、21試合の出場で18打点を挙げた勝負強さの一方、三塁守備で失策7を数えた。長期離脱の原因となった右手小指骨折も「技術不足からきたケガ」。杉谷が若手時代に学んだ基礎練習を伝授され「守備の中で体幹の強さを出したい。細かいところをいろいろ指摘してもらいながらやっている」と話した。

 昨年6月26日に20歳になった新成人。自身は練習のため成人式の出席予定はなかったが「地元の方で親が出席できなかったり、友達の式が中止になったと聞いた」という。コロナ下の残念な話を知るにつけ「人生で一回のことをできなかったりしている人もいる。僕がそういう世代の代表じゃないけど、活躍している姿をしっかり見せたい。少しでも楽しみになってもらえれば」と思いが芽生えた。

 投手は巨人・戸郷、野手はロッテ・藤原が先行する世代。「負けたくない。僕の長所は打撃。圧倒できる成績を出したい」と大ブレークへ意気込んだ。

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2021年1月14日のニュース