巨人・菅野がプロ野球史上最高年俸8億円で更改「アップです。単年で契約」 外国人最高年俸ペタジーニ超え

[ 2021年1月14日 16:18 ]

契約更改交渉に臨んだ巨人・菅野(球団提供)
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 ポスティングシステムによる移籍を目指して大リーグ球団と交渉し、残留を決めた巨人・菅野智之投手(31)が14日、契約更改交渉に臨に、年俸8億円でサイン。「アップです。単年で契約しました」と話した。

 昨季年俸は、19年から現状維持の6億5000万円。佐々木主浩(横浜、現DeNA=04、05年)に並んで日本選手では史上最高年俸だったが、単独で球界最高峰に到達した。さらに外国人選手を含めると7億2000万円で契約したペタジーニ(巨人=03、04年)がいたが「そこは超えました」とした。

 菅野は「去年は去年で難しいシーズンだった。その中でタイトルも獲れました。今は目の前の日本一しか考えていない」とし「早く体を動かしたいという焦りもありますけど、例年に置き換えるとちょうど(自主トレ先の)ハワイに出発するくらい。休んでいる期間としては変わりないと思うので、徐々に動き始めて、ここからメニュー決めてやっていきたい」と話した。

 菅野は米球団との交渉などのために1日に渡米し、9日に帰国。現在は自主隔離期間のため、待機先でリモートや書面を通じて球団との交渉に臨んだ。

<年俸6億円以上の日本人選手>※菅野は昨年の年

1、8億円 菅野智之(巨人、投手)21年度 9年目
2、6億5000万円 佐々木主浩(横浜、投手) 04、05年度 11年目
3、6億1000万円 松井秀喜(巨人、外野手)02年度 10年目
3、6億1000万円 柳田悠岐(ソフトバンク、内野手) 21年度 11年目
5、6億円 阿部慎之助(巨人、捕手) 14年度 14年目
5、6億円 黒田博樹(広島、投手) 16年度 13年目
5、6億円 金子千尋(オリックス、投手) 18年度 14年目
※各選手とも最高額のみ。金額は推定。選手名は当時。
※外国人選手を含めると7億2000万円で契約したペタジーニ(巨人=03、04年)。

※金額は推定

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2021年1月14日のニュース