日本ハム・斎藤「悠長なことは言ってられない」 自主練習で明かした背水の心構え

[ 2021年1月5日 14:54 ]

<日本ハム 自主トレ>自主トレを行った斎藤 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 日本ハムの斎藤佑樹投手(32)が5日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主練習を公開。右肘のじん帯断裂から復活を期す21年シーズンに向けて「毎年覚悟を持ってやっている」と背水の心構えを明かした。

 「肘以外は元気なので」と明るく振る舞うが、ノースローで調整せざるを得ない。この日もボールには触らずに、屋外でのランニングなどで汗を流した。昨年のシーズン中に右肘のじん帯を断裂したが、再建手術は行わずに保存療法を選択した。

 投球開始のめどは立っていないが、「肩や胸郭周り、股関節の柔軟性を高めたい。年齢の影響もあるけど、そこが固いことが(ケガにも)影響していると思う」と、まずは体幹部を中心とした柔軟性の改善に取り組んでいる。

 現在は週に一度は通院し経過を観察しながらリハビリに励んでいる。斎藤にとって11年目のシーズンが始まる。「もちろん今季中に復帰したい。そんな悠長なことは言ってられない。とにかく戦力としてちゃんと復帰できるようにしたい。最高の結果としては、1軍のマウンドに立って、勝ち星を挙げてチームが優勝する。それを求めていきたい」と、強い決意を表明した。

続きを表示

2021年1月5日のニュース