オリックス・モヤ志願の超速来日 コロナ待期期間考慮し「例年より早く」

[ 2021年1月5日 05:30 ]

オリックス・モヤ
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 志願の超速来日だ。オリックスは4日、モヤが3日に関西国際空港着の航空機で来日したと発表した。1月下旬に来日し2月1日の春季キャンプに備えるのが通例だが、14日間の自宅での待機期間を考慮し、自ら2週間ほど日程を前倒しした。

 「新型コロナウイルスの影響で来日後14日間の待機が必要であるため、例年より早く来日しました。待機期間が明け次第ハードに練習をして宮崎キャンプに向けて、しっかり準備したいと思います」

 球団を通じて発表したコメントに、コロナ禍対策の自覚が、にじみ出た。政府は昨年末に変異種流行で今月末まで全ての国、地域からの新規入国を一時停止するなどの措置を取った。それと前後する形で、モヤは国際線の減便などを考慮し早い段階から自主的にスケジュールを調整。体調管理と並行して準備を進め、12球団の助っ人一番乗りで来日した。

 中日から移籍2年目だった昨季はジョーンズやロドリゲスの控えに回ったが、46試合で打率・274、12本塁打、38打点と勝負強さを発揮。昨季チーム442得点はリーグワーストで、得点力不足解消に期待が懸かる。「開幕を万全な状態で迎え、素晴らしいシーズンにできるように頑張ります」とモヤ。「3・26」を見据え、バットでも優良助っ人ぶりを証明する。(湯澤 涼)

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2021年1月5日のニュース