DeNA古村 二度目の引退「僕が歩んだ野球道は一直線ではなく難しい道のりでした」

[ 2020年12月19日 11:15 ]

DeNA・古村
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 DeNAは19日、今季限りで戦力外となっていた古村徹投手が現役を引退すると発表した。

 茅ケ崎西浜から11年ドラフト8位で横浜(現DeNA)に入団も1年で育成契約となり、14年限りで一度は引退。15年は打撃投手を務めた。16年から3年間独立リーグでプレーし、18年秋に入団テストに合格。19年から再びDeNAのユニホームに袖を通していたが、1軍登板はなかった。

 古村は「今季限りで2度目の引退を決意しました。数年前に引退したにも関わらず、もう一度プロ野球選手としてチャンスを与えてくださった横浜DeNAベイスターズには感謝の気持ちでいっぱいです。そして幼少期から何不自由なく野球をやらせてくれた家族、前回も今回もなかなか思うようにプレーができなかった中でも応援してくださったファンの皆さまにはたくさん背中を押していただきました。ありがとうございます。僕が歩んだ野球道は一直線ではなく難しい道のりでした。決して胸を張れる野球道ではなかったですが、それでも周りに左右されず自分を信じ続けたことが今日まで野球をやり抜けた要因だと思います。辛いと思っていたケガも、回り道も、人に笑われたことも、振り返ってみれば全てが僕の財産になり僕自身を守ってくれる盾なんだと思っています。九割の辛と一割の幸。これからも辛い思いをしながら、小さな幸せをたくさん積み上げていつかその盾で立派な要塞を築き上げられるようにこれからも精進していきます。またいつかお会いしましょう、ご声援ありがとうございました」とコメントした。

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