オリックス・伏見 1000万円増で更改 「もう捕手は無理」の声に反発、来季は正捕手獲りへ意欲

[ 2020年12月14日 14:41 ]

<オリックス・伏見更改>アップ更改に表情が和らぐ伏見寅威(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの伏見寅威捕手(30)が14日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、1000万円増の2650万円で更改した。(金額は全て推定)

 「去年のケガがあった中で、今年は自分の中では、できたかな、という印象です。野球人として真価が問われる1年だったと思う。今まであまり捕手として出ることがなかったので、自信を持てる部分はあります」

 昨年6月の左アキレス腱断裂から復帰した今季は、71試合に出場し、打率.259、6本塁打、23打点。山本ら主戦投手とバッテリーを組むなど捕手としても存在感を示した。

 「会う人会う人、“もう捕手は無理だな”と言われて、そういった人たちを見返そうという思いがモチベーションでした。僕が捕手で出ると試合に勝てない、というイメージもあったと思うけど、その中で、中嶋監督になってから捕手として出させていただいて、勝てる試合もあった」

 来季は若月、頓宮らとの正捕手争いに挑む。「レギュラーを狙わないといけない立場。レギュラーを取りたいという強い気持ちをもって、やっていきたい」と意気込んだ。

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2020年12月14日のニュース