昨年王者のJFE東日本が1回戦敗退、都市対抗野球開幕 三菱自動車倉敷オーシャンズ金星

[ 2020年11月22日 16:35 ]

都市対抗野球第1日   JFE東日本1―3三菱自動車倉敷オーシャンズ ( 2020年11月22日    東京D )

<JFE東日本・三菱自動車倉敷オーシャンズ>力投する三菱自動車倉敷オーシャンズ先発・広畑(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 社会人野球最高峰の舞台、第91回都市対抗野球が22日、東京ドームで開幕した。連覇を目指すJFE東日本(千葉市)は開幕戦で三菱自動車倉敷オーシャンズ(倉敷市)に1―3で敗戦。昨年王者が1回戦で姿を消した。

 「超攻撃野球」を掲げるJFE東日本は相手先発の広畑を打ち崩せなかった。1―3の5回無死二塁で代打・鳥巣の送りバントは三塁で封殺され、続く峯本も三ゴロ併殺打に倒れ、好機を逸した。落合成紀監督は「(犠打か強攻かで)一瞬迷った。攻める姿勢が…」と采配を悔やんだ。

 日本ハムからドラフト6位で指名された今川は4打数無安打の不発に終わり、悔し涙を流した。「僕の守備のミスで3点入ってしまった。また予選からの出場になるが、躍動する姿を見たい。超攻撃野球を見せてほしい。お世話になったチームのためにプロで活躍して、“今川を出して良かった”と思われるように精進したい」と話した。

 初優勝した昨年、橋戸賞(最優秀選手賞)に輝いた元DeNAの須田は7回から救援。2イニングを1安打無失点4奪三振と好投したが、流れは変わらなかった。「負けるときはこういう展開が多かった。そのまま進んでしまった。良い薬にしなきゃいけない」と話した。

続きを表示

2020年11月22日のニュース