巨人 球団ワースト2位、屈辱の日本シリーズ7連敗 26年ぶり球団ワースト更新の13失点

[ 2020年11月22日 21:51 ]

SMBC日本シリーズ2020第2戦   巨人2―13ソフトバンク ( 2020年11月22日    京セラD )

<巨・ソ2>7回、選手交代を告げ、厳しい表情でベンチ戻る原監督 (撮影・森沢裕)
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 巨人はまたも投打で圧倒され、ソフトバンクに2―13で大敗を喫して2連敗。楽天と対戦した2013年第7戦から屈辱の日本シリーズ7連敗を喫した。日本シリーズ7連敗は西鉄(現西武)と対戦した1958年第4戦から南海(現ソフトバンク)と対戦した61年第1戦の9連敗に次ぐ球団ワースト2位。

 巨人はプロ9年目でシリーズ初先発となった左腕・今村が初回いきなり3点を失い、2回には9番・甲斐に一発を浴びて2回持たずに4失点KO。開幕戦から2連投となった2番手右腕・戸郷も3回グラシアルに2ランを被弾すると、3番手左腕・田口も失点を重ね、5回で7点の大差をつけられた。

 5回にはウィーラーが今シリーズのチーム初本塁打となる右越え2ランを放って5点差としたが、6回の2死満塁というチャンスに中島が空振り三振で無得点。直後の7回には4番手右腕・鍵谷がデスパイネに満塁弾を浴び、9回には7番手右腕・大竹が3安打を打たれて1死満塁を招くと、投ゴロ併殺打のはずが自ら本塁へ悪送球して2点を失った。

 なお、巨人の日本シリーズ13失点は西武と対戦した1994年第1戦で0―11で敗れた1戦を26年ぶりに塗り替える球団ワースト記録となった。

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2020年11月22日のニュース