巨人 徹底した千賀対策も…あと一本出ず 原監督「まあ1点を取ったところでスタート」

[ 2020年11月22日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2020第1戦   巨人1―5ソフトバンク ( 2020年11月21日    京セラD )

<巨・ソ>初回2死一塁、千賀にバットを折られ捕邪飛に打ち取られる岡本(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は徹底したソフトバンク・千賀対策で何度も好機はつくった。しかし、あと一本が出なかった。原監督は攻撃陣について「ランナーはよく出るけどね。まあ(9回に)1点を取ったというところで、スタートを切ったというところでしょう」と振り返った。

 最速161キロに落差の大きい「お化けフォーク」を持つ剛腕攻略のため、低めの変化球を捨てた。36球中21球を見逃してボールに。160キロ超のマシンで目慣らしをしてきた打線は2、7回以外は走者を出した。

 4回には連続四球で無死一、二塁。丸が2球連続で低めのスライダーを見極めたが、3球目の外角低め154キロ直球を打ち損じ遊ゴロ併殺に倒れた。

 「いいところもあった」と指揮官。やり返すチャンスはまだ残っている。(青森 正宣)

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2020年11月22日のニュース