大崎 競り勝ち4強、春夏通じ初の甲子園に前進 エース坂本が投打に活躍

[ 2020年11月3日 20:57 ]

秋季高校野球九州大会準々決勝   大崎3―2延岡学園 ( 2020年11月3日    長崎県営 )

<大崎・延岡学園>完投した大崎の坂本
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 大崎は延岡学園に3―2で競り勝ち4強に進出。春夏通じて初の甲子園出場に大きく前進した。

 大崎はエースの坂本安司投手(2年)が先発。2回に暴投で先制を許したが、「逆に気合が入った」と130キロ台の直球とカットボールを武器に調子を上げた。6回はバットで魅せた。チームが2―1と逆転し、2死一、二塁から左前に適時打。「(8回に1点を取られたので)結果的に大きかった。打てて良かった」と話した。

 大崎は西海市大島町に学校がある。全校生徒は114人。18年春に清峰、佐世保実を甲子園に導いた清水央彦監督が就任。少しずつ力をつけてきた。指揮官は「足元をすくわれないようにしたい」と気を引き締めていた。

 5日の準決勝は明豊(大分)と対戦する。

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2020年11月3日のニュース