西武5位、福岡大・大曲 準硬式選手初の「1年目から結果を残して新人王目指す」

[ 2020年11月3日 05:30 ]

西武・渡辺育成アマ担当チーフ(右)と高山育成アマ担当(左)から指名あいさつを受けた福岡大・大曲は辻監督から贈られた色紙を手に笑顔(撮影・岡田 丈靖)
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 西武からドラフト5位指名された福岡大の大曲錬投手(22)が2日、福岡市内の同大で指名あいさつを受け、準硬式出身初の新人王獲得を目標に掲げた。渡辺智男育成アマチュア担当チーフ補佐らと約30分、言葉を交わし「実感が沸いてきた。1年目から結果を残して新人王目指して頑張りたい」と引き締めた。

 準硬式で最速154キロをマークする右腕は、8月からは福岡大の硬式野球部で練習を積んでいる。「縫い目にかかれば硬式の方がスピンが効く。160キロ近い球で、切れのあるボールを投げたい」と球速アップに自信。目標の投手には同い年の今井を挙げ「いろいろ学んで成長につなげたい」とした。

 担当の高山久スカウトは「去年から見ていた。準硬式出身で歴史をつくってほしい」と期待を寄せた。地元・福岡でのソフトバンク戦登板にも意欲を見せる大曲は「ホークスに勝って、自分がマウンドに立っていられるように頑張りたい。柳田選手と対戦したい」と目を輝かせた。(川島 毅洋)

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2020年11月3日のニュース