ドジャース、32年ぶり頂点へ先勝!エース・カーショー、貫禄の6回1失点

[ 2020年10月22日 02:30 ]

ワールドシリーズ第1戦   ドジャース8-3レイズ ( 2020年10月20日    アーリントン )

先発し6回1失点と好投したドジャースのカーショー(AP)
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 大リーグのワールドシリーズ(WS)が20日(日本時間21日)、テキサス州アーリントンで開幕。第1戦は1988年以来、32年ぶりの頂点を目指すドジャースが8―3で、レイズを下した。サイ・ヤング賞3度獲得のエース左腕クレイトン・カーショー投手(32)が6回2安打1失点、8奪三振と好投。ポストシーズン(PS)通算12勝目は歴代5位タイ、同通算201奪三振は歴代単独2位となった。

 ダメ押しの2点を奪った6回の攻撃中、カーショーはベンチで手応えの握手を繰り返した。6回2安打1失点で白星を手にした。

 「チーム全体にとって素晴らしい試合だった。4、5回に点差を広げるまで試合をつくることができた」

 自身3度目のWS開幕投手。現役最強左腕も、初回こそ制球を乱して1死一、二塁とピンチを招いた。だが「初回をしのげたのはラッキーだった。初回以降は全ての面で気分良く投げられた」と終わってみれば、失点はソロ本塁打のみだった。

 打線も4回、昨季MVPのベリンジャーが決勝2ラン。リーグ優勝した18日の決勝ソロで、同僚と肘タッチして右肩を脱臼した反省を生かし、今回は足タッチ。今季加入のベッツも2安打1打点、2盗塁など好走塁を連発した。

 過去4年間で3度目のWS。中心選手が力を発揮したデーブ・ロバーツ監督は「カーショーはいい球を投げていた。打線もいい打席を重ねていた」と目を細めた。

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