ヤクルト・村上 2年連続20号!高卒3年目では松井以来25年ぶりの快挙

[ 2020年10月5日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―6広島 ( 2020年10月4日    神宮 )

<ヤ・広>6回、ソロ本塁打を放つヤクルト・村上 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトの若き4番が25年ぶりの快挙を成し遂げた。村上が4点を追う6回に20号ソロ。高卒3年目で2年連続の20号は95年の松井(巨人)以来25年ぶりだ。

 「しっかりと反応して打つことができました」内角低めの直球をすくい上げた。「少し上がり過ぎましたが、ホームランになって良かったです」。神宮の夜空に高々と上がった白球は、右翼席最前列に吸い込まれた。本塁打王争いはトップの巨人・岡本に4本差の3位タイ。打率も2位、打点は3位と打撃3部門でタイトル圏内にいる。開幕から全試合で4番を託す高津監督は「一発を期待してますし、20本をクリアできたのは良かった」と称えた。

 4点を追う9回は中山が、代打で今季4本目となる左中間への4号2ラン。球団歴代2位タイの1シーズンでの代打4発となった。同一カード3連敗で、借金も今季ワーストの16まで膨れたが、村上のバットには多くのファンが魅せられている。(川手 達矢)

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2020年10月5日のニュース