オリックス・杉本 貴重な同点打は「圭太にヒットが出たので僕も絶対に打ってやろうと思った」

[ 2020年8月23日 17:25 ]

パ・リーグ   オリックス6―5西武 ( 2020年8月23日    京セラD )

<オ・西>お立ち台に上がった杉本裕太郎とジョーンズはお茶目なポーズで笑顔(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 オリックスの杉本裕太郎外野手(29)が23日の西武戦に「8番・右翼」で先発出場。同点となる2点適時打をマークする活躍を見せ、チームの3連勝に貢献した。

 1―3と2点を追う6回、直近4試合で無安打に終わっていた4番・中川が中前打、6番・安達も中前打で続き2死二、三塁の場面で入った第3打席。「(中川)圭太にヒットが出たので僕も絶対に打ってやろうと思った」という杉本は、同点となる右前2点適時打を放った。

 チャンスメークした中川をホームに返したことに「2人でファームで頑張ってきたんで打てて良かったです」と笑顔を見せ、「2軍は外で試合があって暑いんで、その分友情が芽生えるというか絆が深まりました」と笑いを誘った。

 この適時打で自身にとって今季初打点を記録。「なんとかバットに当たって、感触は良くなかったですけど、いいところに飛んでくれました」と安どの表情。投げては今年2月に支配下選手登録され、この日に1軍昇格した漆原が最終回にプロ初登板。2点を失ったがプロ初セーブを記録し「2軍で一緒に頑張ってきたので、良い結果が出て当然だと思います」と喜んだ。

 これでチームは3連勝。「僕が(1軍に)上がってきてから3連勝なので、ずっと勝てるように頑張ります」と意気込んだ。

続きを表示

2020年8月23日のニュース