巨人が鬼門マツダで9年ぶり3連勝!岡本3戦連発、リーグ単独トップ8号 メルセデス今季初勝利

[ 2020年7月16日 21:07 ]

セ・リーグ   巨人9―4広島 ( 2020年7月16日    マツダ )

<広・巨>7回、2ランを放った岡本は、頭を下げるナインに苦笑い(撮影・森沢裕)
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 巨人が大城、吉川尚、岡本と効果的な3発で広島を下し、3連勝を飾った。巨人が2017~2018年にかけて13連敗を喫したこともある鬼門・マツダで広島戦に3連勝するのは2011年10月以来9年ぶり。広島は堂林の4号2ランで一度は1点差としたが、リリーフ陣が打ち込まれ、2013年から続いていた堂林の“不敗弾神話”は14連勝で止まった。

 巨人は初回、リリーフ登板から中3日で今季初先発した薮田の立ち上がりをとらえて岡本の三ゴロの間に先制すると、大城が右越え1号2ランして3点を先取。3―2と1点差で迎えた6回には吉川尚の左越え3号2ランで3点差とすると、7回には主砲・岡本が左中間スタンドへ3戦連発となる8号2ランを放ち、9回には代打・石川の適時打で2点を加えて突き放した。投げては今季4度目の先発登板となったメルセデスが6回を堂林の2ランのみに抑える6安打2失点で待望の今季初勝利。広島戦は9度目の先発で来日初勝利となった。

 広島は今季初先発の薮田が初回に3点を失うなど3回3失点で降板。4回には堂林の4号2ランで一度は1点差としたが、5回には1死満塁のチャンスにピレラが空振り三振し、続く主砲・鈴木誠も右中間への大きな当たりを放ったが中飛に終わって得点ならず。6回に高橋樹が吉川尚に2ラン、7回にはフランスアが岡本に2ランを被弾して大量リードを奪われ、7回には菊池涼の二塁打で2点を返すも9回には今季無失点だった塹江が2失点と力尽きた。

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