広島・薮田 リリーフ好投から中3日で今季初先発、3回3失点で降板

[ 2020年7月16日 19:02 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2020年7月16日    マツダ )

<広・巨>力投する藪田(撮影・森沢裕)
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 広島の薮田和樹投手(27)が16日の巨人戦(マツダ)で今季初先発。2018年4月以来2年ぶりの勝利を目指したが、3回3安打3失点で降板した。

 12日の中日戦(ナゴヤD)に3番手として登板して以来、中3日での登板は昨年9月7日の阪神戦(マツダ)以来となる先発マウンド。今季はここまですべてリリーフで5試合に登板し、5回1/3を無失点に抑えていた薮田だったが、初回から3点を失った。

 先頭・亀井に初球を右翼線二塁打され、坂本も初球二ゴロとわずか2球で1死三塁のピンチ。続く丸を四球で歩かせた1死一、三塁から主砲・岡本の三ゴロ併殺崩れで先制を許すと、大城には2ボール1ストライクからの4球目、高めの146キロ直球を右中間スタンド中段に叩き込まれた。

 2回には吉川尚、亀井から三振も奪った薮田だったが、3回には坂本と岡本に2四球。いずれも無失点だったが、その裏、先頭として打席が回ると代打・高橋大が送られ、降板となった。

 薮田の投球内容は3回で打者14人に対して47球を投げ、3安打3失点。2三振を奪い、与えた四球は3つだった。

 2017年に15勝3敗でセ・リーグ最高勝率投手のタイトルを手にした薮田。昨季は自己最少の4試合登板(うち先発2試合)にとどまっていた。

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2020年7月16日のニュース