ソフトB・高橋礼 4回無失点で開幕ローテ入りアピール! ピンチでT-岡田、吉田正を連続見逃し三振

[ 2020年6月9日 19:34 ]

練習試合   ソフトバンクーオリックス ( 2020年6月9日    ペイペイドーム )

練習試合<ソ・オ>ソフトバンク先発の高橋礼(撮影・中村達也)
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 昨季12勝6敗で新人王に輝いたソフトバンクの高橋礼投手(24)が9日、オリックスとの練習試合に先発し、4回を3安打無失点と開幕ローテーション入りへアピールした。

 高橋礼は2回に1死一、二塁の危機を背負うが、安達を空振り三振(エンドランで三塁を狙った勝俣が封殺)にしとめ、併殺でピンチを切り抜けた。続く3回も1死二塁と得点圏に走者を許したが、ここで集中力を高めた。T-岡田、吉田正と左の強打者相手に連続で見逃し三振と、コーナーを突く制球力で得点は許さなかった。4回は2死一塁で、予定の70球に到達。ベンチから判断を任されたが、続投を志願し、若月をニゴロで4回を投げきり、無失点で締めくくった。

 2年連続の開幕先発ローテーション入りを狙った高橋礼は、2月のキャンプ中に左大腿裏を痛めて離脱。一時は開幕1軍が絶望的とみられたが、5月28日の紅白戦で実戦復帰。対外試合初登板となった4日の練習試合オリックス戦(京セラドーム)では2番手登板し、4回1安打1失点と復調をアピールしていた。8日の練習後には「ケガ明けなので、結果を出さないといけない身。なるべく結果にこだわりたい」と話していたが、4回無失点はアピールとなったようだ。

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2020年6月9日のニュース