西武・竹下潤スカウト 育成ドラ1出井へ「フォーク武器に相手打者を翻ろうしてほしい」

[ 2020年5月17日 13:52 ]

竹下スカウトから手紙を受け取った西武・出井(球団提供)
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 西武は10日から、スカウト陣の新人9選手に向けた手紙の公開を開始した。17日の第4回は、竹下潤スカウトが、育成ドラフト1位・出井敏博投手(23=神奈川大)に向け手紙をつづった。

 出井へ

 「ひきこもってゲームばかりしていないよな!神奈川大の岸川監督は西武時代一緒にプレーしていた方。あいさつに行ったとき、投手の輪の中の出井を初めて見て、線が細くてユニフォームが似合わなかった姿が印象的でした。

 そこからキャッチボールと遠投を見たときは想定外で、まるで別人。きれいでバネのあるフォームから放たれる躍動感のある球をみて、スカウト目線に変わったよ。

 まだマウンドの経験は少ないけど、君は投げっぷりがいいから、体ができてきたらおもしろいと思う。得意のフォークを武器に相手打者を翻ろうしてほしいな!

 1つだけ。大学時代からいじられていたので寮でもいじられていないか心配だけど、この時期もストレスなく和気あいあいと楽しく過ごしてくれているかな。日々の練習はきついかもしれないけど、大学での挫折を乗り越えた君ならこのあとしっかり芽をだしてくれると信じているぞ」

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