ヤクルト・近藤　恩師・梨田氏の回復にホッ「良かったなと思います」

リモート取材に応じる近藤（球団提供）
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　ヤクルト・近藤が恩師の回復を喜んだ。近鉄時代の03、04年に監督だった梨田昌孝氏（現野球評論家）が3月下旬に新型コロナウイルスに感染して集中治療室に入っていたが、危険な状況を脱し4月17日に一般病棟へ。自主練習後に神宮のクラブハウスでテレビ会議アプリ「Zoom」で取材に応じた右腕は「良かったなと思います」と安どの表情で語った。

　身近な人間の罹患（りかん）で「誰が感染してもおかしくない。ニュース（で感染者の症状などを）を見ると、しんどいと思うので怖いなと思います」と気を引き締める。自身は感染リスク軽減のため常にマスクを着用。単身で東京に住んでおり、しばらく家族が住む関西の自宅にも帰っていない。最愛の家族に会いたい気持ちを抑え、地道にトレーニングを続ける。（黒野　有仁）