ソフトB・高橋純 先発転向プラン封印「中継ぎで行くのがマックス」

[ 2020年5月1日 05:30 ]

<ソフトバンク自主練習>キャッチボールする高橋純(球団提供)
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 中継ぎ一本!ソフトバンクの高橋純平投手(22)は30日、ペイペイドームでの自主練習後にオンラインで取材に応じ、先発転向の希望を封印し、中継ぎでフル稼働を目指すことを明かした。

 「(開幕)延期が続く中、今季は複数イニングを投げるプランもあったが、今は我慢しないと。中継ぎで行くのがマックス。開幕からシーズン終了までフルで1軍で投げ切るのが目標」

 昨季は救援でキャリアハイの45試合に登板し、入団4年目で飛躍を遂げた。今季は先発転向も視野に入れ、オフやキャンプに体重増、体力アップを目指してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で特別なシーズンとなり、その思いは胸にしまった。

 オープン戦は3試合に中継ぎ登板し計4回5安打1失点。上々の内容だったが、3月末から右肩炎症によりリハビリ組で調整。順調に回復中で、この日は観客席での階段ダッシュ、キャッチボール、体幹トレーニングなどで汗を流した。「遠投もできていて、痛みはもうないですね」。次回休養日の翌3日からブルペンで捕手を立たせての投球練習を再開させる。「時間をもらった以上、完成形に戻す。連日ブルペンで球数を投げて、それをクリアしたら次はゲーム」と青写真を描く。

 “おうち時間”は絵画好きの母から送られてきた油絵具セットを活用し、想像力も磨く予定。テーマには犬を挙げ、誕生日を迎える地元・岐阜の友人からは「肉の絵」と珍リクエストを受けたと話した。マウンドさばきだけでなく、筆さばきも磨きつつ、開幕へ向けての準備を続ける。

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2020年5月1日のニュース