北別府さん、ドナーの息子が細胞採取へ コロナ禍で骨髄移植延期も「冷凍保存…凄い医療です」

[ 2020年4月13日 14:51 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が13日、自身のブログを更新。新型コロナウイルス拡大の影響で延期になった骨髄移植のドナーが息子であることを明かした。

 「末梢血幹細胞採取」のタイトルでブログを更新。「今回、私のドナーとなる息子の末梢血幹細胞採取の日」とし、「この日まで数回の治療で通常は5000から8000くらいの白血球数を56000まであげて本日に臨んでくれている」と息子の状態を報告。「3時間くらいかけて血液を採り、その中から造血幹細胞を抜いてまた、血液を戻すというもの」「その後、採取した造血幹細胞を冷凍保存するそうです」と今回の骨髄移植ドナーについて明かした。

 北別府さんの骨髄移植は今月半ばの予定だったが、新型コロナの影響でゴールデンウィーク明けまで延期に。そのため「通常ならドナーから抜いた造血幹細胞を隣で私に入れていくらしいのですが諸般の事情で私への移植は延びましたから冷凍保存したものを私の身体へ、、、凄い医療です」と感心し、「今日は私のドナーとなった息子に感謝の日です」と4月13日という日付を心に刻んだ。

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2020年4月13日のニュース