オリ増井、来季200セーブ達成へダイエット!「一番体がキレていた」70キロ台前半へ

[ 2019年11月27日 05:30 ]

契約更改後、会見を行うオリックス・増井(撮影・亀井 直樹)
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 オリックスの増井浩俊投手(35)が26日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、現状維持の推定年俸3億円で更改。あと37に迫った通算200セーブの来季達成へ意気込んだ。

 「ここまで積み上げてきたので、いきたいなと強く思う。(日本ハムに)入団した時、自分がそういうところを狙えるとは思いもしなかった。記録はずっと残る。狙えるところにいるなら狙いたい」

 今季は開幕前に体重を80キロ近くまで増やし球威の強化を図ったが奏功せず。「体のキレが出なかった」。2度の2軍落ちを経験し、8月中旬からはセットアッパーに回った。53試合の登板で1勝4敗18セーブ、防御率は10年目でキャリアワーストの4・83。「自分を信じられなくなってしまっていた」と苦悩の日々を振り返った。失敗を生かし、来季はスピード系のトレーニングを増やしている。「細いと言われていたけど、一番体がキレていた」と、昨季までの70キロ台前半でシーズンを迎えるつもりだ。

 この日は6月に就任した福良淳一GM兼編成部長が就任後初めて交渉の場に同席。「1年間1軍でやってもらわないと」と激励も受けた。「ストレートで打者を押し込める自信をもう一度つけたい」と増井。プロ野球史上7人目の偉業達成へ、原点に立ち返る。(北野 将市)

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2019年11月27日のニュース