スピードアップ賞 巨人・メルセデスら受賞、DeNA・大和「間を取ることはしない」

[ 2019年11月27日 12:20 ]

スピードアップ賞の表彰式に出席した(左から)ソフトバンク・高橋礼、DeNA・大和、オリックス・福田
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 今季の「ローソンチケット スピードアップ賞」の表彰式が27日、東京都文京区の野球殿堂博物館で行われた。

 試合をスピーディーに進めた選手及びチームに贈られる賞で、今年で4年目。

 投手部門は巨人・メルセデス、ソフトバンク・高橋礼が受賞。賞金50万円を贈られた。

 メルセデスは無走者での平均投球間隔がリーグで最も短い9・2秒。この日は球団関係者がメッセージを代読し、「テンポの速さには自信があるが、2軍で調整している時に小谷巡回投手コーチにアドバイスをもらった」とエピソードを披露。

 「テンポがいいのは“ちぎっては投げ”じゃない。ベンチや捕手、ナインが念じた通りに、そこに投げて抑えるピッチングを言うんだ」と助言されたという。

 前日に来季の契約延長が発表され、ドミニカ共和国に帰国しているメルセデスは「小谷コーチの言葉をかみしめている」と話した。

 野手部門はDeNA・大和とオリックス・福田が受賞。無走者時の相手投手の平均投球間隔は大和が11・8秒、福田が12・55秒とリーグで最も短かった。

 大和は「自分はよっぽどのことがないと間を取ることはしない。そういう意味では速かったのかも」。福田も「僕は打席を外すのも少ない。タイムもかけずに一定のリズムでやれば、試合を見に来ている方も気持ちがいいと思う」と話した。

 チーム表彰は中日、オリックスが受賞。賞金100万円が贈られた。

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2019年11月27日のニュース