【エルドレッド引退セレモニー挨拶全文2】両親は野球を教えてくれ、妻は練習を手伝ってくれた

[ 2019年9月15日 23:28 ]

セ・リーグ   広島7―8ヤクルト ( 2019年9月15日    マツダ )

<広・ヤ24>引退セレモニーであいさつをするエルドレッド氏(撮影・坂田 高浩)
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 カープに在籍した7年間で私と家族は数々の思い出を作ることができました。球場で、そしてプライベートで素晴らしい人々と出会い、友人関係を構築することができました。広島の街に温かく迎え入れられ、出会った多くの人たちが広島を故郷のような街にしてくれました。広島で暮らしたこと、家族を育てたこと、そして世界一のファンの前で野球ができたことは私たちのかけがえのない財産です。

 私の母と父はこのセレモニーのためにアメリカから駆け付けてくれました。両親が野球を教えてくれ、そして皆さんの前で野球選手としてプレーできたのもあなたたちのおかげです。あなたたちは私のために世界中を一緒に旅し、あなたたちの人生を犠牲にしてまで私の夢を一緒に追いかけてくれました。私の人生をいつもサポートし続けてくれました。どれだけ感謝してもしきれません。愛してます。

 妻へ。あなたはここまでずっと一緒に過ごしてくれました。毎シーズン、1試合1試合、私のそばで一緒に駆け抜けてくれました。あらゆる成功や失敗にも常にそばにいてくれ、時にはアドバイスを、時にはモチベーションを、時には私のお尻を叩いて励ましてくれました。野球のことを理解してくれ、時にはバッティング練習の手伝いまでしてくれた、あなたを妻に持てて本当に幸運です。感謝することをリストアップするのは至難の業です。野球選手の妻として我々家族のためにしてくれた数々のこと、あなたはいつも私に尊敬の念を持って接してくれました。しかし、本当は私の方があなたのことを尊敬しています。芯の強い妻、そして母としてこの私たちの野球人生を乗り切れたことを感謝します。そして4人の美しい子どもたちを授かり、また彼女たちにも私が野球をしていた姿を見せられたことにも感謝します。本当に愛しています。ありがとう。
 

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