広島 総力戦で4時間21分のシーソーゲーム制す 野間「棚ぼたです」

[ 2019年9月15日 05:30 ]

セ・リーグ   広島6―5巨人 ( 2019年9月14日    東京D )

8回1死一、三塁 適時二塁打を放つ松山 (撮影・白鳥 佳樹)
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 広島は総力戦で4時間21分に及ぶシーソーゲームを制し、巨人戦の連敗を3で止めた。同点の延長10回、途中出場の先頭・野間が左中間二塁打で出塁し、犠打で三進。最後は相手のバッテリーミス(捕逸)で決勝のホームを踏み「棚ぼたです。勝ててよかった」と笑った。

 お膳立てしたのは3打点の4番・松山だ。鈴木の右翼線二塁打で1点差とした6回、なおも2死二、三塁で逆転の2点打を左翼線に運ぶと、同点の8回には、鈴木が申告敬遠で歩かされた1死一、三塁の好機に勝ち越しの中越え二塁打だ。

 「とにかく得点圏を大事に…と思っている。チームに散々迷惑をかけているので、集中してやるしかない」

 V目前の巨人最終戦を制し、CSにもつながる1勝。緒方監督は「全員が最後まで諦めず、執念を見せて頑張ってくれた」と満足そうにうなずいた。

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2019年9月15日のニュース