明石商 秋初戦はコールド快勝、来田新主将2打点 中森1回無失点締め

[ 2019年9月15日 11:59 ]

2019年度秋季兵庫県高校野球大会 2回戦   明石商11―1舞子(7回コールド) ( 2019年9月15日    明石トーカロ )

<舞子・明石商>6回1死三塁、左前適時打を放つ明石商・来田
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 春夏ともに甲子園4強の明石商が秋の初戦に臨み、7回コールドで快勝発進を決めた。

 2回にスクイズを絡めるなど無安打で2点を先制すると、4回には3四死球と3安打で一挙6点を追加。6回には新主将の「3番・中堅」で先発した来田涼斗(2年)が1死三塁から左前に適時打を放ち、さらに1点を追加した。来田は4回に犠飛も放っており、4打数1安打2打点1盗塁だった。エースの中森俊介(2年)は最終回となった7回に救援。1安打を許したが無失点で封じ、試合を締めくくった。

 来田は今月上旬に正式に主将に就任。「前のチームは雰囲気も良かったので、そこを引き継ぎたい。キャプテンなので責任はあるし、自分の感情だけでやってはいけない。厳しい言葉を言われて当たり前」と抱負を語った。狭間善徳監督は「どうしても自分で決めたろかというところが今日も出た。チームのため、組織のためにどうせなあかんかというのが来田の足りないところ」と、第1打席から2打席連続で平凡な左飛に倒れた打撃を嘆いたが「最終的には僕が(主将に)決めた」と寄せる期待は大きい。

 スタンドには前主将の重宮涼、U18日本代表に選ばれた水上桂ら3年生も応援に駆けつけた。重宮は「明石商の名前が売れて次のキャプテンはしんどいと思うけど、頑張ってほしい。自分たちの代だけで終わらせず、明石商はまだ強いね、と言ってもらえたらうれしいですし、いいところを引き継いでもらえたら」とエールを送っていた。

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2019年9月15日のニュース