広島・赤松、14年間の現役生活に終止符「2日連続は辛い」ファン涙も感謝 本塁打キャッチ「忘れない」

[ 2019年9月7日 14:50 ]

広島・赤松真人
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 広島の赤松真人外野手(37)が7日、今季限りで現役を引退することを発表した。2017年1月の胃がん手術から1軍復帰を目指したが、3年間で1軍出場は果たせなかった。22日に開催される中日戦(マツダ)の試合後に引退セレモニーが行われる。

 京都府京都市出身の赤松は平安高、立命館大を経て2004年ドラフト6位で阪神入り。2008年1月に阪神へFA移籍した新井貴浩の人的補償として広島に移籍した。俊足を武器に代打や守備固めのスペシャリストとして2016年には25年ぶりのリーグ優勝に貢献。2010年8月4日の横浜戦(マツダ)では村田修一の本塁打性の飛球をフェンスによじ登って好捕。日本だけでなく米国でも衝撃ニュースとして取り上げられて世界にその名を轟かせると、同年のゴールデングラブ賞にも輝いた。

 プロ14年間での通算成績は867試合に出場して1618打数403安打の打率・249、21本塁打、144打点、136盗塁。名手らしく、失策は2008年に2つ、2009年に4つを記録しただけで14年間でわずか6失策だった。

 前日6日には球団最多165セーブを挙げた永川勝浩投手(38)が今季限りでの引退を発表したばかり。ツイッターのトレンドには前日の「永川」に続いてこの日は「赤松」が瞬く間に1位に上がり、ファンからは「流石に2日連続は辛い」「寂しくなるなぁ」「ヤバい、泣く」「塀を駆け上がってフライをキャッチしたの忘れない」「本当にお疲れ様でした」と感謝と惜しむ声が相次いだ。

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2019年9月7日のニュース