U18侍 オーストラリアに敗れて決勝進出が完全消滅 打線沈黙で反撃ならず

[ 2019年9月7日 15:34 ]

第29回WBSC U18ワールドカップ   日本1―4オーストラリア ( 2019年9月7日    機張 )

<U18日本・オーストラリア>オーストラリアに敗れた佐々木(中央)らナイン(撮影・島崎忠彦)
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 「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ」は7日、韓国・機張(キジャン)でスーパーラウンド第3戦が行われ、高校日本代表はオーストラリア代表と対戦。1―4で敗戦し、決勝進出の可能性が完全に消滅した。

 6日の韓国戦に敗れ、自力での決勝戦進出が消滅していた日本。決勝戦へ進出するには、この日のオーストラリア戦に勝利し、米国が韓国に、台湾がカナダにそれぞれ敗れることが必須条件となっていた。

 絶対に負けられない日本は右腕・浅田(3年=有明)が今大会2度目の先発マウンド。初回は無失点で切り抜けるも、1点リードの2回に無死一、三塁から8番・マクドナルドの中前適時打で同点とされ、なおも満塁となってから1番・バザーナの左前適時打で勝ち越しを許して降板した。

 後を受けて、2番手右腕・前(3年=津田学園)が無死満塁から登板。流れを止めたかったが2番・レイの打ち取った打球を三塁手・石川(3年=東邦)が後逸し、さらに2点を失った。それでも前は好投。5~6回にかけては5者連続三振を記録するなど5回を投げ、2安打無失点9奪三振の好救援を見せた。3番手右腕・池田(3年=智弁和歌山)も粘投で追加点を許さず、味方の逆転を待った。

 しかし、打線はオーストラリアの投手陣を相手に、わずか3安打と反撃することができなかった。得点は初回に4番・石川の内野ゴロの間に入れた1点のみ。6、7回と終盤にかけて好機を演出するも、あと一本が出なかった。

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