広島・小園、球団高卒新人69年ぶりのシーズン3号アーチ 41日ぶり一撃、本拠マツダ初アーチで決めた!

[ 2019年9月7日 15:18 ]

セ・リーグ   広島―阪神 ( 2019年9月7日    マツダ )

<広・神>3回無死、小園は右中間に3号ソロを放つ(撮影・大森 寛明)
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 広島のドラフト1位ルーキー、小園海斗内野手(19=報徳学園)が阪神戦(マツダ)の3回に右中間スタンドへ本拠マツダでは初本塁打となるソロアーチを放ち、球団の高卒新人では1950年の紺田周三以来69年ぶりとなるシーズン3本塁打をマークした。

 「8番・遊撃」で3試合ぶりに先発出場した小園は0―7で迎えた3回、先頭打者として入った第1打席で阪神の先発右腕・西が投じた3ボール1ストライクからの5球目シュートを右中間スタンドへ叩き込んだ。

 小園は6月20日のロッテ戦(マツダ)で「1番・遊撃」に入り、プロ初出場初先発。初回の第1打席でいきなり左前打を放つ衝撃デビューを飾ったが、3試合連続スタメンで4失策と攻守で明暗を分け、その後、2軍に降格した。

 だが、7月11日のフレッシュオールスター(楽天生命パーク)で先頭打者アーチを含む2安打を放ってMVPに輝くと、後半戦から1軍復帰。7月26日のヤクルト戦(神宮)で今季高卒新人初本塁打となるプロ1号3ランを左腕・高橋から放つなどサイクル安打にあと一歩と迫る4安打を放った。高卒新人が1試合で4安打以上放つのは清原和博(西武)、松井秀喜(巨人)以来史上3人目という快挙だった。

 そして、7月28日のヤクルト戦(神宮)で右腕・大下から2号2ラン。この日はそれ以来41日ぶりとなった。

 ▼広島・小園 打ったのはシュートかな。強いスイングを心がけて打席に入りました。いいポイントで捉えることができました。

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