17年V花咲徳栄、初戦敗退 終盤2度追いつくもミスに泣く

[ 2019年8月12日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第6日2回戦   花咲徳栄3―4明石商 ( 2019年8月11日    甲子園 )

<明石商・花咲徳栄>7回1死、左越えに同点ソロ本塁打を放った花咲徳栄・菅原(撮影・奥 調)
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 花咲徳栄(埼玉)は終盤に2度追いついたが、最後はミスに泣いた。

 「甲子園に勉強させてもらった気分。ちょっとしたほころび。あれをやってしまうと甲子園では勝てない」。岩井隆監督が指摘したのは3―3の7回だ。無死二塁からの送りバントを2番手の左腕・高森が一塁に悪送球。無死一、三塁から勝ち越し打を浴びた。7回に菅原の公式戦1号の左越え同点ソロが出た直後のミス。2年の高森は「自分のエラーで流れが変わってしまった」と肩を落とし「来年またこのマウンドに立ちたい」と言った。

 5年連続の初戦突破を逃した17年の優勝校。強力打線もわずか6安打に終わり、岩井監督は「(甲子園では)好投手を打ち崩せないと勝てない。あと1本が出なかった」と悔やんだ。

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2019年8月12日のニュース