ヤクルト 村上の逆転サヨナラ2ランで連敗脱出! DeNAは9回勝ち越しも山崎まさかの2被弾

[ 2019年8月12日 21:07 ]

セ・リーグ   ヤクルト5-4DeNA ( 2019年8月12日    神宮 )

9回無死一塁、サヨナラ2ランを放つ村上(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルト・村上が劇的な逆転サヨナラ2ラン放ち、9連戦最終カードの初戦を制し連敗を4で止めた。

 ナインの執念が実った。9回、4番手・マクガフが2失点し2-4で迎えた最終回の攻撃。先頭のバレンティンが24号ソロを放ち、1点を返した。5番・雄平が気迫の内野安打で出塁。続く村上がDeNA守護神・山崎の初球を捉え、バックスクリーンへ。25号逆転サヨナラ2ランで、一進一退の攻防戦を制した。村上は2打点を挙げ、86年の西武・清原のマークした10代最多打点の78打点に並んだ。

 ヤクルトは2回、雄平の8号ソロで先制。4回に逆転されるも、1-2で迎えた6回、1死から1番・広岡が執念の内野安打で出塁したのを足場に2死二塁とし、山田哲が右前適時打を放ち追いついた。

 DeNAは守護神・山崎がまさかの2被弾。9回に2点を勝ち越したが、連日の接戦をものにできなかった。だが、先発・東の復活が収穫。東は6月6日のオリックス戦で2敗目を喫した後、左手人さし指にマメができた影響で2軍調整を続けてきた。約2カ月ぶりの1軍マウンド。ヤクルト・広岡に内野安打を許し、青木を空振り三振に仕留めるも、二塁へ走者を進めた場面で降板した。5回2/3を3安打2失点。救援した国吉が失点し4勝目はならなかったが、8奪三振の好投で復活の兆しを見せた。

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