高岡商 2年連続3回戦進出! エース・荒井が3失点完投

[ 2019年8月12日 18:40 ]

第101回全国高校野球選手権大会 2回戦   高岡商4―3神村学園 ( 2019年8月12日    甲子園 )

<高岡商・神村学園>先発する高岡商・荒井(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 第4試合は、3年連続出場の高岡商(富山)が4―3で神村学園(鹿児島)に勝利して2回戦突破。昨夏に続き2年連続で3回戦進出を決めた。

 高岡商は4回、1死二塁から5番・藤井(2年)が先制となる中前適時打。エースで7番・荒井(3年)も中前適時打を放って、この回に計2点を入れて流れを引き寄せた。

 1点を返された直後の7回には2死一、三塁から主将で1番・森田(3年)がこの日3安打目となる中前適時打を放って再び2点にリードを広げた。3―1の8回には藤井がこの日2打点目となる中犠飛で突き放した。

 投げては先発の荒井が9回3失点(自責2)の完投勝利。5回1死までは無安打投球を披露、走者を出しても後続を打たせて取り、試合を作った。守ってはバックも躍動。8回には2死二塁とピンチの場面で三塁手・井林(3年)が三塁線の鋭い打球を飛び込んで捕球すると、正確な送球で三ゴロにした。遊撃手・石黒(3年)も難しい邪飛を捕球するなど好守を見せた。

 2年ぶりの出場となった神村学園は接戦を落として2回戦で敗退。9回には2点を返し、1点差まで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。初戦に続きエース・田中瞬(2年)が先発し、7回2失点の好投を見せるも実らなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年8月12日のニュース