阪神 飛び出しでゲームセットも矢野監督「俺がそういうサインを出している。責めることはない」

[ 2019年6月5日 22:46 ]

セ・リーグ   阪神4―5ロッテ ( 2019年6月5日    ZOZOマリン )

<ロ・神>植田(中央左)を笑顔で出迎える矢野監督(右)(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神がロッテに競り負けた。1点を追う9回に先頭のマルテが左前打で出塁。代走の植田が二塁に盗塁を決めるなど、1死三塁にチャンスを拡大した。

 ここで、高山が放った打球は左翼へのライナーに。しかし、清田がスライディングキャッチした時に三塁走者の植田はホームベース付近まで飛び出しており、戻りきれず併殺となった。絶好の同点機がまさかの形で消滅。走塁ミスに思われたが、試合後の矢野監督はこう話した。

 「俺がサインを出しているんだから。別に、カイ(植田)を責めることはない。おれがそういう指示を出しているんでね」

 ボールがバット当たった瞬間にスタートを切る指示が出ていたとみられ、戻りきれなかった植田を責めることはしなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月5日のニュース