DeNA伊藤光、オリに恩返し弾「10年間支えていただいて今の自分がある」

[ 2019年6月5日 05:30 ]

交流戦   DeNA3―1オリックス ( 2019年6月4日    京セラD )

2回1死、左中間に先制のソロ本塁打を放った伊藤光(撮影・坂田 高浩)
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 球場全体が温かい拍手に包まれた。昨年7月にオリックスからトレード加入したDeNA・伊藤光が決勝弾を含む今季初の3安打猛打賞。移籍後初見参のかつての本拠地でヒーローになり「10年間オリックス球団に支えていただいて今の自分がある。DeNAで活躍することが恩返しになると思って一生懸命やりました」と感慨に浸った。

 2回1死から、山本のカーブを捉えて左中間席へ。山本のブレーク前、2軍で一緒に戦いストイックに練習に取り組む姿を見て「こういう選手が活躍するんだな」と感じていた。そんな後輩から放った一撃に、一塁ベースを回るとガッツポーズも飛び出した。痛烈な「ヒカルの恩返し」で、チームは単独4位となり、16年から4年連続で交流戦白星スタートとなった。 (町田 利衣)

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2019年6月5日のニュース