阪神連勝ストップも矢野監督手応え 福永無失点救援、近本は6回口火打で不安払しょく

[ 2019年5月6日 21:53 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―2阪神 ( 2019年5月6日    神宮 )

<ヤ・神>6回無死、近本は左前打を放ちガッツポーズ(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の連勝が3で止まった。先発の青柳が自身の悪送球などミスもあって初回に2失点。結果的には今季自己最短の4回4失点(自責2)で降板した。

 ただ、攻撃陣では期待のルーキーが全力プレーで周囲の不安を払しょくした。4点を追う6回。先頭のドラフト1位・近本が左前打で出塁すると、糸原が右前打で続いて無死一、二塁。その後1死二、三塁となり、4番の大山が左犠飛を放って1点を返した。続く梅野の打球は三塁への平凡なゴロとなったが、村上が後逸。二塁走者の糸原が2点目のホームに生還した。

 近本は、前日5日のDeNA戦で背中に強い張りを訴えて途中交代していたが、この日も「1番・中堅」で先発出場。得点への起点となる活躍で切り込み隊長としての役割をきっちり果たした。

 また、中継ぎ陣も安定した投球した。先発降板後は福永―島本―藤川―能見が無失点リレー。今季初登板となった福永は初の無失点投球だった。矢野監督も「初登板でファームからいいよというのは聞いていたんだけどね。実際に目で見ても去年オレが見た状態よりもいい。あの状態なら使えそうだなというメドというか、そういう姿を見せてくれた。あとのピッチャーも見せてくれたし、そういう意味では良かった」と、“新戦力”の出現には手応えを感じていた。

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