中日痛恨サヨナラ負け…延長で再三逸機 与田監督「あと1本出れば…」

[ 2019年4月6日 18:38 ]

セ・リーグ   中日3―4ヤクルト ( 2019年4月6日    神宮 )

<ヤ・中>サヨナラ負けし球場を渋い表情で、引き揚げる与田監督 (撮影・久冨木 修) 
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 あと1アウトで引き分けだった。中日は延長12回2死から青木にサヨナラ本塁打を浴び、今季2度目のサヨナラ負け。与田監督は4時間を超す死闘を「チャンスであと1本出なかった。競ったゲームを何とかして取りたかった」と振り返った。

 勝てた試合だった。2―3の9回2死二塁から代打・井領が中前に同点打。土壇場で試合を振り出しに戻した。だが、延長に入った10回以降、毎回走者を三塁に進めながらあと1本が出ず無得点。

 救援陣は6回以降、佐藤、谷元、田島、鈴木博、ロドリゲスとつなぎヤクルト打線をわずか1安打に封じていた。

 だが、12回1死満塁の絶好機で亀沢が三ゴロ併殺に倒れ、この試合の勝利がなくなった。それでも最終回、7番手・小熊が二者連続三振と順調にアウトを重ね、引き分けは目前だった。しかし、青木に直球を左翼席に運ばれ、無念の敗戦。

 指揮官は「あと1本が出れば良かった展開になったけど…」と10回以降の凡退を悔やみ「切り替えてやるしかない」と言葉を絞り出した。

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