ソフトBドラ1甲斐野158キロ本拠デビュー OP戦初登板で1回零封

[ 2019年3月4日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク7―2阪神 ( 2019年3月3日    ヤフオクD )

4番手で登板した甲斐野(撮影・坂田 高浩)
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 ソフトバンクのドラフト1位・甲斐野(東洋大)が鮮烈な本拠地デビューを果たした。8回から4番手でオープン戦初登板。先頭・近本への初球は自己最速に1キロと迫る158キロを計測したが、意表を突くセーフティーバントを決められてしまう。「ファンの歓声が凄くて力んだ」と言うが、前日に甲斐から盗塁を決めた快足ルーキーを素早いクイックから盗塁死に。工藤監督は「クイックも1・1(秒)を切った。そうそう走られる投手じゃない」とうなずいた。

 続く鳥谷に四球を与えたものの、大山を遊ゴロ併殺打に仕留め、9球で無失点。前回より3キロアップした球速について、甲斐野は「上体が突っ込んで腕が出てこないというのがあった。もっとスピンの利いた球を投げられると思う」と自己分析しており、さらなる可能性を感じさせた。

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2019年3月4日のニュース