横浜“滑り込み”5年ぶりセンバツ切符!エース及川「テッペン目指して恥のない全力プレーを」

[ 2019年1月25日 16:05 ]

横浜・及川
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 甲子園全国制覇5度を誇る神奈川・横浜が5年ぶり16度目のセンバツ切符を獲得した。今回は昨秋の関東大会で8強敗退とセンバツ推薦の目安となる4強入りを逃したが、この日の選考会で選出理由の一つにMAX153キロ左腕エース・及川雅貴(2年)の存在が挙げられた。

 横浜市金沢区の同校グラウンド。吉報を受けたナインは喜びをかみしめたが、平田徹監督(35)から「厳粛に受け止め感謝しつつも、ノー天気に喜んではいけない。ウチが選ばれたことで涙を飲んだ他校の仲間がいる。甲子園で1回2回で負けるような、ふがいない戦いはしないことを肝に銘じてほしい」との訓示に身を引き締め直した。

 昨秋の悔しさを糧に冬場、チームの底上げに成功した内海貴斗主将(2年)ははるか先を見据えていた。「甲子園では“やっぱり横浜はすごいなあ”と言われたい。行くからには全国優勝を目指したい」と13年ぶりのセンバツ全国制覇に意気込んだ。同じ左腕として西武からMLB・マリナーズに移籍する菊池雄星(27)にあこがれる及川も負けていない。「他校は(各秋季大会を)勝ち抜いたけど、自分たちは選考で残った。だからプレッシャーはあるけど、恥のない全力プレーをします。テッペンを目指して、期待に応えるような投球をしたい」と宣言した。

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2019年1月25日のニュース